2021-04-06 第204回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
○青山繁晴君 これまでの私の質問の中で、その表層型メタンハイドレートのことを言っているわけですけれども、それをもう少し突っ込んで申しますと、実はさっき言いましたとおり、手で表現しましたとおり、この表層にまさしく出てしまったりしますから、で、天然ガスが凍っているものですから、要は比重が軽いので浮かんでくるわけですね。
○青山繁晴君 これまでの私の質問の中で、その表層型メタンハイドレートのことを言っているわけですけれども、それをもう少し突っ込んで申しますと、実はさっき言いましたとおり、手で表現しましたとおり、この表層にまさしく出てしまったりしますから、で、天然ガスが凍っているものですから、要は比重が軽いので浮かんでくるわけですね。
純国産エネルギー資源、中でも表層型メタンハイドレートからCO2を出さずに水素を取り出すこと、実現可能であると考えていらっしゃるのかどうか、実はこういう戦略読むと分からなくなってしまうので、お尋ねしたいと思います。 具体的に、かみ砕いてお尋ねします。 まず、さっき言いましたCCSです。これを国内でやろうとしたら、まずコストが掛かります。それから、疑うわけでなくても安全性の問題がやっぱりあります。
この表層型メタンハイドレートが実用化されれば、過疎に悩む日本海側の人々が、資源産業という日本にできないはずの新産業によって立ち上がることができます。もしも資源量が仮にやや少なくても、まだそれは分かりませんけれども、この日本海側の自給自足を行うだけでも十分に実は意味があります。
そのため、例えば表層型メタンハイドレートの研究開発においては現在六つの大学に参画していただきまして、若手研究者も参加をしていただいております。 今後とも、若手研究者の育成という先生御指摘のポイントも意識しまして、日本の石油開発会社や大学、JOGMECとも産学官で連携しまして、国際資源開発の取組をしっかりと進めてまいりたいと思っております。
例えば、既に開設されております砂層型メタンハイドレートに加えて、表層型のメタンハイドレートについても、今年度委託事業者の産総研がホームページを開設して分かりやすく発信をする予定でございますので、また御指導も賜りたいと思います。
委員御指摘の表層型メタンハイドレート、これ日本海側に存在をするわけでありますが、我が国へのエネルギー安定供給の観点から極めて重要な国産資源としてのポテンシャルを有する一方で、既存の天然ガスの生産技術が活用できないということで、新しい生産技術が必要という課題があります。それは分離してしっかり取り出すということですね。
具体的には、砂層型メタンハイドレートについては、生産技術の検証のため、これまで二〇一三年と二〇一七年に海洋での生産試験を実施しまして、一カ月程度のガス生産に成功しております。今後、商業化を見据えた生産技術の確立のため、一年程度の長期生産が容易な陸上での生産試験を今計画しているところでございます。
そして、もう一点、最後に、今日いただいた資料の四ページ、海洋の産業利用の促進についてなんですけれども、メタンハイドレートについて、これ、今まではなかなか地中深くてコスパが悪いというか、取ったってなかなかいいふうに利用ができないよと言われていたのが、表層型メタンハイドレートというものが、検査というか、調査の結果利用できそうだと、これならいけそうだという話が出てくるというふうに聞いているんですけれども、
上越沖、富山湾、佐渡西方海域につきましては、経済産業省が平成二十五年から二十七年度にかけて実施をいたしました表層型メタンハイドレートの資源量把握に向けた広域的な地質調査の結果、メタンハイドレートが存在する可能性のある地質構造が確認されたと承知をしておりますが、現在の段階で申し上げますと、表層メタンハイドレートにつきましては、まずはこれを回収する技術の調査研究の段階であると伺っておるところでございます
当初、このメタンプルームは、表層型メタンハイドレート、産総研で今調査研究がなされておりますけれども、表層型メタンハイドレートの付随するものとして目印的な役割として考えられていたんですけれども、近年ではこれそのものが研究対象とされているものでございます。 次に、メタンプルーム、これ性質はどんなものかと申しますと、海底付近は低温高圧のメタンハイドレート安定領域にあります。
今御質問いただきましたのは、平成三十年代後半までに商業ベースのプロジェクトを立ち上げるというような計画のお話かと思うんですけれども、現時点で、表層型、先ほどもちょっと触れました表層型メタンハイドレートに関しましては、まだ下の表層型に触ったような研究は、掘削技術の開発としての研究はまだこれからのような段階でございまして、これは加速するためにも、もう一段、現地での実際のものを使う要素技術の開発とそれから
エネ庁と産総研は頑張って三年間、表層型メタンハイドレートの賦存量、賦存量というのは原始的に存在しているやつです、それだけでは済まなくて、そこからどれぐらい取り出せるかが重要なんですけれども。まずは原始資源量を調べなきゃいけませんが、それは産総研とエネ庁、経産省が最近努力してくれて三年間の調査を行ったんですけれども、その調査でわざわざメタンプルームを全部無視したんですね。
今御質問のありました三年間の調査ですが、これは表層型メタンハイドレートにつきまして、平成二十五年度から二十七年度にかけて我が国周辺海域の資源量把握に向けた調査を実施したものであります。
したがって、今まで我が国では表層型メタンハイドレートと砂層型メタンハイドレートの二種類と言ってきたんですけれども、私自身も出席しています、参加しています、あるいは発表している国際学会では既に三つになっていて、表層型と砂層型とメタンプルームです。
だんだん具体的に言いますと、例えば今日の政府側の説明でもありましたメタンハイドレートというのは二種類あって、太平洋側に多い砂層型と日本海側に多い表層型メタンハイドレートがあるわけですけど、特に日本海側の表層型メタンハイドレートは過疎に苦しむ町や村の目の前にあるんです。 例えば、一番僕らが海洋調査をやってきたところでいうと、新潟ですけれども、新潟港の目の前、佐渡島のずっと南です。
メタンハイドレート、これは主に太平洋側で砂と混じっている砂層型と、それから主に日本海側で海底面に露出した表層型メタンハイドレートがあります。政府は長く表層型メタンハイドレートについては無視するような姿勢でありましたけれども、平成二十八年度から生産技術の検討を始めたのは高く評価しております。しかし、一方で、やや国益に反する側面があるのではないかと危惧しています。
表層型メタンハイドレートの回収技術の調査研究では、今六つの手法が採択されておりますけれども、この回収技術を用いた場合のエネルギー収支比率、EPRですね、これについては今提案者に試算をしていただいているところでございます。
議員御指摘のとおり、これまでの表層型メタンハイドレートの回収技術に係る調査研究につきましては、調査対象としてメタンプルームが明確に位置付けられていないことは事実でございます。 この調査研究においては、特定の学説や技術にこだわることなく、広く優れた提案を取り入れていきたいというふうに考えております。
表層型メタンハイドレートからこういう、ちょっと手を見ていただくと、柱のようなメタンプルーム、平均の高さがスカイツリーぐらいある巨大なものが出ているんですが、経済産業省の取組を見ていますと、どうもこれを、ここ掘れワンワン、この柱の下にはメタンハイドレートの塊がある、その目印だけに使おうとしている気配があって、これをどうぞ資源として、その柱そのものがメタンハイドレートなんで、資源として取り組んでいただきたいということを
それから、国会に出る前の私を含めた民間ベースで主として取り組んできた日本海側の、今申しました、これ表層型と言っています、海底の上に出ているものが多いですから、表層型メタンハイドレートも、実は平成二十八年度、今年度の最後になって、資源エネルギー庁がそれまでの理学的な調査、つまり生産を前提としない性質を調べるだけの調査から姿勢を大きく転換されて、初めて生産手法の公募が行われたばかりです。
それから、主に日本海側に賦存する表層型メタンハイドレート、これは海底の表面に白い塊が露出していたりする純度の高いものです。 政府はこれまで主として太平洋側の砂層型に注力してきましたけれども、表層型メタンハイドレートは日本海側に多く存在しますから、過疎に苦しむ日本海側に、日本には決してあり得ないはずだった資源産業を勃興させる可能性があります。
○国務大臣(世耕弘成君) このメタンハイドレートについては、青山委員は大変専門家でいらっしゃって、独立総合研究所社長として、私も一議員として何回も青山委員からレクチャーを受けて勉強をさせていただいていますので、かなり議員の中ではメタハイについては詳しい方だと思っていますし、今御指摘のあった太平洋側というのは、まさに私の地元の和歌山の沖合でこの砂層型メタンハイドレートの研究が進んでいるわけであります。
砂層型メタンハイドレートにつきましては、平成二十五年三月に世界初となります海洋におけるガス生産実験を実施しております。その際明らかになりました長期安定的なガス生産の技術開発や生産コストの引下げ、こういったことの課題の克服に向けまして、平成二十八年度中に約一か月程度のガス生産実験を実施する予定でございます。現在、その準備に取りかかっております。
表層型のメタンハイドレートにつきましては、一昨年度及び昨年度の調査におきまして、表層型メタンハイドレートの存在の可能性がある地質構造を合計九百七十一か所確認をしております。昨年度は、掘削調査による表層型のメタンハイドレートを含む地質のサンプルを取得したところであります。
この間、総理も大臣施政方針の演説の中で、非常に、世界に先駆けて表層型メタンハイドレート、いわゆる燃える氷、本格的なサンプル採取に成功したということで誇らしげに言っておられました。日本は資源に乏しい国である、これが常識であるけれども、二〇二〇年にはもはやそれは非常識だと、このようなこともおっしゃっておられます。 特に、この件については私も個人的にも非常に興味のあるところであります。
また、昨年の秋、十月には、砂層型メタンハイドレートの次回の産出試験などに向けまして、国内の石油開発会社及びエンジニアリング会社十一社が参加するメタンハイドレート調査株式会社が設立され、民間企業の協力体制がやっと整ったという段階でございます。 商業化に向けまして、民間の企業の知見、技術等がどうしても不可欠でありますから、民間企業等と十分な連携を図って進めてまいりたいと考えております。
資源量調査の結果や今後の方向性の議論を踏まえ、表層型メタンハイドレートの生産技術の本格調査、研究開発等に着手する予定であります。
昨年、日本海では、世界に先駆けて、表層型メタンハイドレート、いわゆる燃える氷の本格的なサンプル採取に成功しました。日本は資源に乏しい国である、そんな常識は二〇二〇年にはもはや非常識になっているかもしれません。 日本は変えられる。全ては私たちの意思と行動に懸かっています。 十五年近く続いたデフレ。その最大の問題は日本人から自信を奪い去ったことではないでしょうか。
昨年、日本海では、世界に先駆けて、表層型メタンハイドレート、いわゆる燃える氷の本格的なサンプル採取に成功しました。日本は資源に乏しい国である、そんな常識は、二〇二〇年にはもはや非常識になっているかもしれません。 日本は変えられる。全ては私たちの意思と行動にかかっています。 十五年近く続いたデフレ、その最大の問題は、日本人から自信を奪い去ったことではないでしょうか。
○副大臣(松島みどり君) 御質問でございますが、東北の日本海側というちょっと限定的なおっしゃり方をしたんですけれども、現状を申し上げますと、日本海側中心に確認されている表層型メタンハイドレートにつきまして、資源量の把握に向けた広域調査というのを昨年度から三年程度掛けて実施しております。